薬物が体内で効果を現すには、一般に薬物が溶解している状態、即ち分子レベルで存在していなければなりません。
そのため従来は、薬物が水溶性でない場合、薬物に親水性基の導入や塩の作製などがしばしば行われます。
また私たちの水溶性化技術がナノエマルジョン技術と大きく異なる点は、エマルジョンの核となる油を使用しない点です。
即ち、乳剤ではないということです。
私たちの水溶性化技術は、難溶性薬物や油溶性薬物の場合、薬物の構造に応じて水溶性になるように既存添加物を最適に使用したり、薬物の表面改質をしたり、いずれも薬物の構造を変化させない範囲での水溶性化です。
この水溶性化技術は単に薬物が水溶性になることだけが目的ではなく、更なるDDS効果も加味できるよう、個々の薬物に対して最適な製剤設計をすることを目的としています。

凍結乾燥製剤(抗痙攣剤)
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