基本的に注射剤は滅菌が必要です。
これまでにDDSとして多用されているエマルジョン型注射剤は、高圧蒸気滅菌しかできないと思われていました。
そのため熱に弱い薬物、特に蛋白製剤や遺伝子関連製剤にはエマルジョン型注射剤は適用されず、世界的にもリポソーム型注射剤が検討されています。
しかしながら当社は、ナノエマルジョン技術の確立によりろ過滅菌を可能とし、これまでのリポソーム製剤と同じ土俵で技術競争ができるようになりました。
また、熱に弱い蛋白製剤や遺伝子関連製剤などにもエマルジョンが適用可能となりました。これにより製剤の熱抵抗性が上がり、薬物の滅菌後の残存率が向上することが確認されました。
一方、熱安定性の良い薬物に関しては技術的に高圧蒸気滅菌も、ろ過滅菌もいずれも選択できることとなりました。
これまでエマルジョン型注射剤の最大の欠点が解消され、更にはこれまでほとんど利用されなかったナノエマルジョン技術の点眼剤への応用も、ろ過滅菌法ができることにより可能となったのです。
私たちの製剤技術を利用し、研究から治験薬製造、更には実製造までサポートすることにより、早く良い薬が開発されることを心より願っております。


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